コラボプロジェクト・サービスのバリュープロポジション

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コラボプロジェクト・サービスによる価値提供

コラボプロジェクト・サービスによる価値提供

プロジェクト参画(実践)

250_80_red.pngコラボプロジェクト・サービスの社名は、お客様との共同作業(コラボレーション)をプロジェクトを通して行なうという事業コンセプトを反映しています。したがって、お客様への助言を行なうアドバイザーではなく、現場に入って共に仕事をするのが基本です。弊社のサービスには、コンサルティングという文字はありません。

弊社のコアコンピタンスは、プロジェクトを正しく計画し遂行するノウハウをもっていることです。成功したプロジェクトのエッセンスを研究した結果生まれたSPM(Structured Project Management、構造化プロジェクトマネジメント)が特色です。SPMは、10に分かれたわかりやすいステップでプロジェクトを計画、遂行していく手法で、あらゆる分野のプロジェクトに適用可能です。弊社では、これを用いたプロジェクトの実践(お客様のプロジェクトに参画)とプロジェクトマネジメント教育を行なっています。

SPMによるユニークなPM教育

250_80_green.pngプロジェクトマネジメント教育は、SPMメソッドの開発元であるETP (Ireland) Ltd.の認定コース「SPMワークショップ」と、お客様独自のニーズをお聞きした上でSPMやその他のPM関連手法・ノウハウを応用しながら提供する「個別PMトレーニング」とがあります。

SPMワークショップは3日間のコースで、大きく分けて「SPM流の計画づくり」、「SPMに基づいた自身の計画の発表」、「計画の遂行ノウハウ」の3部構成となります。個別PMトレーニングは、お客様のPMニーズをお聞きした上で自由に構成するPM教育です。たとえば、前半でPMBOKをベースとした基本を学び,後半でSPMによる応用編を学ぶといった具合です。

生産性の向上

250_80_blue.png写真のキャプションを入力します。お客様の個別プロジェクトを成功させることが、弊社の第一のミッションです。そして第二のミッションは、プロジェクトを成功させることのできる組織作りの支援です。
支援の内容はお客様の状況やニーズによってさまざまですが、ひと言で言うならば、「新しいIT技術やプロジェクトマネジメントのノウハウを利用した組織の生産性向上」です。たとえば、あちこちに散らばった情報を一箇所に整理してXMLやウェブ技術を使って利用や更新を簡単にする、SPMで使うツールのひとつであるダンスカードという個人の時間管理手法を応用して組織全体の生産的時間をふやし、同時にストレスや長時間勤務を減らす、メールで行なっていた情報のやりとりをウェブ上での情報共有に移行させて能率をあげる、といった改善活動です。

弊社が今までに関わってきたプロジェクトは、IT関連を中心に様々なものがありますが、少し変わったところでは、翻訳プロジェクトがあります。これは、数十万ワード、数百ページの文書を短期間に複数の翻訳者で翻訳するというものです。いくつかの大型翻訳プロジェクトを経て、現在は参加メンバーも10名を超えています。翻訳プロジェクトが発足すると、専用のウェブサイトが作られ、プロジェクト固有の情報(スタイルガイド、訳語集、TM *1 、参考情報)などが共有され、通知や質問のための掲示板が開設され、各翻訳者は同じウェブ上の割り当て表に進捗を報告します。特筆すべきはファイルの管理です。大がかりな翻訳ですと扱うファイルの数もかなり多くなり、それらが頻繁に更新されます。翻訳者の成果物は専用のファイル書庫にアップロードされますが、バージョン管理はウェブ側のシステムが行なうため、差し替えに伴なうストレスやミスがなくなります。

このようなウェブ上のツールを活用することで、翻訳者同士は常に一体感を持ちながらコミュニケーションでき、同時にプロジェクト期間中にほとんどメールが使用されないという状況になっています。同じことは翻訳プロジェクトに限らず、一般の業務でも適用可能だと我々は考えています。


(*1 TM、Translation Memory - 過去の翻訳文を蓄積したデータベース。類似の文が翻訳支援ツール(CAT)で自動的に提示される。)

コラボプロジェクト・サービスからのご提案

No_01.pngSPM 10ステップによるプロジェクト診断

  • 取り組もうとしているプロジェクトが成功するかどうか、成功が危ぶまれるとしたらどういう要因が原因になりそうかを診断してみませんか。SPMでは10ステップの中の8つのステップに成功確率指標(PSI)という指標を備えており、これによって成功に必要な要因の内、何が不足しているかを診断します。(本ウェブサイトのこのページからも簡易診断が可能です。)
  • プロジェクト現場に訪問してインタビューや資料の閲覧によってさらに詳しい診断を実施の上で、どのような点が不十分か、どのように改善していけばいいかなどのアドバイスをいたします。

No_02.pngプロジェクトマネジメント教育

  • 教育をお考えの場合、「SPM 3時間お試しセミナー」はいかがでしょうか。管理者や教育担当の方が、お手軽な価格でSPMの有用性を評価していただけます。詳しくは、PM 3時間お試しセミナーのページで。

No_03.png脱メールによる生産性向上

  • 生産性向上策はいろいろありますが、個人ベースのIT化が進んでいるオフィス(ホワイトカラー)のメールは以外と盲点です。もはやメールは電話と同じ認識にすべきです。毎朝ほぼ全員が1時間程度さまざまな電話をしていることを想像すると、その異常さがわかるでしょう。情報共有やコミュニケーションの大半はメール以外の手段に移行した方が生産性が上がります。